木の温もりと祈願を身につける
古典文様には人々の祈りや願い、幸せになりたいという思いが込められています。そして着物や陶器などの日用品に描かれ古来から生活の中で愛されてきました。
〝ぱすえま〟は、現代の日常品として古典文様を刻印した木製パスケースです。使えば使うほど、愛着と風格が増していきます。
PASMO、SuicaなどのICカード、凸文字のあるカードも収納できます。
古典文様の魅力
文様には図形、動植物、縁起物、生活用品、さらには語呂合わせなどから様々な意味が込められています。一見するときれいな柄ですが、文様が持つ意味まではあまり知られていないというところが魅力のひとつかもしれません。祈りや願いを公にしているようでしていないという、言わば知る人ぞ知るという古来から受け継がれている素晴らしいデザインです。
絵馬材
〝はすえま〟の木材は、古くから奉納用絵馬としてひとつひとつ丁寧に製作されている株式会社フジセン様にご協力いただいております。使用される木材の米唐檜(スプルース)は建築材や家具にもよく使用されている私たちに馴染みのある素材です。木の芯部にあたる貴重な柾目を使用することで反りがもっとも少なく、丈夫にできています。
絵馬チャージ
ICカードを〝ぱすえま〟に入れたまま、自動改札を通ることも一部の機器ではチャージもできます。〝ぱすえま〟にチャージしている様子はまるでパワーを溜め込んでいるようです。
*すべてのICカード、乗車機器での検証はしていません。
赤ちゃんにやさしく
IDカードは自動改札以外でも利用できる店舗が増えました。お財布に触れることなく利用できるので赤ちゃんにも安心です。
また、木材の仕上げオイルは、お米から生まれた自然塗料〝キヌカ〟を使用しています。〝キヌカ〟の主原料は米糠(ぬか)で、昔の人は床や家具を磨く際に米糠で磨いていたようです。なめらかな手触りと木目を引き立たせます。
贈り物にも最適
大切な人への贈りものとしていかがでしょうか。
〝ぱすえま〟は〝折箱(おりはこ)〟に収められています。老舗の折勝商店様のこだわりの一品です。折箱の歴史は古く聖徳太子の時代まで遡り、朝廷への献上物をのせるために使われた木の台紙が始まりだそうです。木の香りとぬくもりがあふれる天然素材の容器は、 風合いが豊かで心温まる贈り物として最適です。
- オリジナルブランド
- 企画
- デザイン
- 製造
- 販売
(制作:2016年12月~)
籠目 KAGOME
〈魔除け〉
竹や藤を編んだ籠の目を図案化した文様。三角形を上下に重ねた形は、六芒星となることから災難厄除にも通じるとされています。江戸時代には、魔除けのために軒下に籠をかける風習があったそうです。
五鯉跳 GORIYAKU
〈立身出世・心願成就〉
荒い波間を五匹の鯉が力強く飛び跳ねて登っている様子を描いた文様。漢字の語呂合わせから〈御利益〉に通じるとされています。儒教で説く仁・義・礼・智・信の〈五徳〉を表すとも言われています。
宝尽くし TAKARADUKUSHI
〈開運招福・金運上昇・災難厄除〉
宝物や縁起の良い貴重な品を寄せ集めた文様。蔵を開ける富の象徴〈宝鍵〉、金銀を量る〈分銅〉、知恵と知識の象徴〈巻物〉、願って振ると願いが叶う〈打出の小槌〉、姿を隠せる〈隠れ蓑〉〈隠れ笠〉、円満を表す〈七宝〉が描かれています。
亀甲花菱 KIKKOHANABISHI
〈恋愛成就・夫婦円満・延命長寿〉
六角形の幾何学文様は西アジアから中国を経て日本に伝わったそうです。日本では長寿吉兆の象徴とされる鶴亀に繋がるため、亀の甲羅を図案化して着物や陶器に古くから使われ愛されています。
七宝繋ぎ SHIPPOTSUNAGI
〈家族円満〉
同じ大きさの円を四分の一ずつ重ねて繋いだ文様。たくさんの円で満たさることから円満になるとされています。七宝とは仏教の経典に書かれている七つの宝物にあたるとされ縁起の良いものとして昔から親しまれています。